ANNEの下の子が、今年受験。 なのに苦手科目はあまり勉強している気配薄い。
とっても不安に思ったANNEは、母からのクリスマス・プレゼントとして、「要点Don」をあげました。 少なくとも、ミニマムにまとまっているので、テスト問題を解いていて{あれ?}があったときリファレンスとして使うのがオススメ。
いまから、教科書最初から・・・ ってさすがに私立受験間に合わないし・・・
問題も重要項目、覚えてほしい項目だから出されるワケなので、問題にでない小さい項目はこの際見切る勇気も必要かな??
(ほんとはきちんと覚えるのがベストですけどね〜)
目的にあわせて、武器も取っ替えないとね。
高校入試に出る順タイプのテキストを味方につけることをオススメします。これで、重要度の高いモノからつぶしてみましょう。
高校入試の最重要問題
こちらがANNEが子供にプレゼントした「要点ドン」です
健闘を祈ります♪
今日の「ANNEの社会を読みとくキーワードじてん」は、ワイマール憲法.
。
□■□■ワイマール憲法って?□■□■
世界史(近代世界史)で重要項目の1つです。
どんな憲法か知っていますか?
第一次世界大戦敗北後に勃発したドイツ革命によって、帝政ドイツ崩壊→ドイツ国共和制憲法です。
□■□■何がポイント?□■□■
1919年1月 ワイマール(ヴァイマール)にて憲法制定の国民会議を経て制定。
記章文 ドイツ社会民主党政治家であったふーg−・ブロイスにより作成
1919年3月11日 初代大統領 フリードリヒ・エーベルト調印・制定
人権保障規定がなにより斬新だそうです。
★最大の特色★
近代憲法→現代憲法への転換
□■□■近代憲法と現代憲法の違いって?□■□■
では、近代憲法と現代憲法の違いって?
★近代憲法とは・・・ 18.19世紀の憲法
いままでの社会では、王様 または皇帝という君主がいたわけですね。フランス革命、ドイツ革命など市民革命を経て、国家の意思を最終的に決定する権利がある という「国民主権」をうたった憲法です。
専制君主<国民 ということ。
絶対君主制の社会では、君主から税金を搾り取られ窮屈な生き方を強いられていたわけですね。市民革命後は、基本的人権の尊重=人間が生まれながらに持つ自由は国家権力を持ってしても侵すことができない権利を獲得したわけです。
●君主の支配を排除
●一切の国家権力を立法・行政・司法の3権に分け それぞれ独立させる
●立法・行政・司法それぞれが相互にチェックするようにする
(政治権力が国民の自由・権利を侵すことがないようにするため)
今、私たちが自由で強制されない社会生活を送れるのは、この基本的人権の尊重 という大命題が保証されているからなんですね。
さらに出ましたね。立法・行政・司法の三権分立
重要項目満載です(笑)
★現代憲法とは・・・20世紀憲法
●基本的人権
生存権的基本権(社会権)の比重がアップ。
自由国家 〜 福祉国家へ 国家観の変更があるんですね。
●政治機構
現代国家 国家の機能の拡大強化に伴い
執行権(行政)への権力集中 強化の傾向がある
●憲法の内容・規定事項
思想的な規定 社会的・経済的分野に関する規定が盛り込まれている
cf・近代憲法 国家権力に対する国民の権利・自由 国家統治機構の部分に限られた
と、ここまで見たところで
□■□■ワイマール憲法ってどんな意味があるの?□■□■
★当時は世界でもっとも民主的な憲法 第一条で「国民主権」を規定
★大統領(任期7年)を国家元首とする 選出は直接選挙 憲法停止の非常大権を与える(ちょっと? 怖い)
★大統領は首相の任免を行う
★大統領は議会の解散権を有する
★議会は不信任決議で首相を罷免させることができる
★議会 国民代表の国会議 州(ラント)代表参議会 の両院制
★司法機関・・・ 通常裁判所 国事裁判所
★国防軍を設置(志願兵により組織) 大統領が直接指揮・監督
★一定数の有権者による国民誓願・国民投票
どうですか? 公民の時間に習った日本国憲法になんか似てますよね。
これは、第一次世界大戦終了後(1918年)今から約100年ぐらい前に制定されたんです。
当時優れた憲法として、各国の憲法のお手本となった憲法です。
□■□■ワイマール憲法の問題点とは?□■□■
当時はもっとも民主的な憲法でしたが、ドイツは第一次世界大戦敗戦国。
ヴェルサイユ条約による多額の賠償金
1)インフレ + 世界恐慌 →経済はいっそう混乱 やがて第二次世界大戦へ
2)少数政党の乱立が起きやすい選挙制度だった 内閣は複数政党の連立内閣になる傾向あり
政策の安定性 欠如 有効な政策がとれず (まとまらないから・・・ですね)
3)直接民主制採択(国民誓願 国民投票など)の悪影響
左翼 ドイツ共産党 右翼 ナチスドイツ 反ワイマール憲法派政党が国会を乱すきっかけを作る
ワイマール共和国政府への信頼失墜
せっかく優れた憲法ができたのに・・・
技官の新任を得ない内閣が政権を担う事態が続く
国防軍も政治的介入 (あれ? 大統領が指揮・監督するんじゃ? 軍の介入ってまずいっしょ??)
独裁政治を敷く温床になっちゃったんですね。
要するに強力なリーダーシップをとって国民をまとめる力に欠けていたというか・・・
だからヒトラーがカリスマ的に国民の支持をえることに・・・
国民のための憲法は、国民と時代に見切られちゃったわけです
でも。
ワイマール憲法がなければ各国の現代憲法はまた違ったものになっていたかも・・・
現代にも通用する優れた理念はすばらしいとANNEは思います。
以上ワイマール憲法でした。
この後第二次世界大戦敗戦を経て ドイツは現ドイツ連邦共和国の憲法典 ボン基本法へ
□■□■ワイマール憲法を教訓としてボン基本法へ□■□■
★大統領選出 直接選挙→間接選挙
★大統領権限を縮小
★民主主義を否定する政党には裁判所が禁止命令を下せる
★国民投票など直接民主制を廃止
★内閣不信任 なら後継者をあらかじめ決定する義務を与える(建設的不信任制度)
★徴兵制導入 軍を内閣の指揮・監督下に (cf.軍 大統領の指揮・監督下)
どうでしたか? 憲法って、簡単にできたものではないのですね。
昔から国民が血と汗とで(大げさ?)獲得してきたものなんですね。
憲法改正論なども出ていますが、守るべきもの、改めるべきもの みなさんで考えてみてください。
社会って、勉強しても・・・って思うかもしれないけれど、結構生きる上で大事な勉強だとANNEは思います。
これからも、どしどしキーワードリクエストを募集します。
皆さんのご意見・ご感想などもコメントお待ちしてま〜す♪♪
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タグ:ワイマール憲法
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