2007年03月25日

 18限 歴史と地理は座標の縦軸と横軸だ♪



 
春休みだね。成績はいかがでしたかぁ? ともあれ1年間お疲れ様。せっかく宿題も試験もない春休み。普段力を入れられない社会を進めておこう!「先手必勝」「後手にまわる」「先手を打つ」これらは囲碁・将棋の世界で使われる用語ですが、いずれも日常語として定着してますね。前倒しで進めておくと有利だ!ということ。

世界史・地理・公民 3つの分野を1度に、また短い期間でカバーするのは意外と大変です。少しずつなら負担も軽い♪ 前にも言ったけれど、薄っぺらい問題集と解答集をにらめっこしてエッセンスをチェックしておこう。

1冊が10ページぐらいのものを選べば、必要最小限の知識はカバーできるはず。まず最小限の知識を頭につめこまないことには、問題も解けないし、他流試合どころではないもんね?

ところで、本日の授業。「歴史と地理は座標の縦軸と横軸だ」について。

これはANNEの独自理論です。特に論拠はありません。
でも、その昔受験勉強をする中で、また大学時代家庭教師として子供に教えるなかで、ANNEの中で確信した理論なので、このブログを読んでくださっているみんなにご紹介します。

問題集を見ると、歴史事項は、その地域だけ理解しているだけでは不十分だということがわかります。

例 高校入試中学1・2年の総復習社会旺文社 46ページ

1.今から約2000年前、Aパレスチナの地にイエスがあらわれ、神による救済を説いた。この宗教は当初、ローマ皇帝から迫害を受けていたが、やがてローマ皇帝より認められて、国家の宗教となった。
(1)下線部Aの事柄と時期的に最も近いものを、次のア〜エの中から1つ選びなさい。

 ア インドではシャカ(釈迦)があらわれ、仏の前では人間はすべて平等で、心の迷いを取り去ることが大切だと説いた。

 イ 中国では孔子があらわれ、自分の行いを正しくすることが国をうまく治めるもとであると説いた。

 ウ アラビア半島ではムハンマド(マホメット)があらわれ、唯一の神アラーへの絶対服従の信仰を説いた。
 
 エ 日本列島では倭奴国王があらわれ、中国の漢(後漢)の肯定に使いを送り、皇帝から金印を授けられた。

さあ、約2000年まえの世界事情がわかっていないとこの問題は解けないよね。逆にこれは絶対違うというポイントがわからないと1つに絞れない。

アは仏教のことを説明している。紀元前6世紀にインドで仏教を説いたんだね。

イは孔子がいつごろ登場したか知らないと判断できないよね。紀元前6世紀の春秋時代後期に儒教を説いたんだよ。

ウはイスラム教のことを説明している。イスラム教はいつごろ発生したのか。紀元後7世紀ごろ。

エは57年(=つまり紀元後1世紀)後漢の皇帝が倭の奴国王に与えたもの。現在の福岡県志賀島で発見。

そしてそもそもイエスがいつごろ登場したのかを知らないとこの問題は永遠に解けない。 イエスは1世紀ごろ歴史の表舞台に登場したんだよね。

紀元前をBCとか紀元後をAD とか表現するけれど、BCはBefore Christ つまりイエスが生まれる前を紀元前と言うんだよね。これを知っているだけでもポイント高いよね。

この問題は複合的に歴史を理解していないと解けない,ある意味良問、受験生泣かせの問題です。だから、みんなは、歴史の縦軸(いつの頃の出来事なのか?)と横軸(その頃他の地域ではなにが起きていたのか?)を意識しながら勉強しよう。

例えば数学で、x=5、y=−6 といったら、座標軸で、どのあたりかわかるよね。それと同じで、yを歴史の年代とすれば、−6は紀元前というふうに考えれば、歴史の縦軸、横軸といえるかな?

つまり、勉強するときは、1つの項目を勉強したら、それと関係することもついでに覚える必要があるということ。

ということで、本日の授業はここまで。起立。礼。チャイム♪



タグ:社会科全般
posted by ANNE at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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